漢字は正しい書き順で美文字

漢字は正しい書き順(筆順)で美文字

美文字を書くための基本は、正しい書き順(筆順)で書く事です。書き順は明治期に定められたものが多く、文字の成り立ちから定められた文字、字形を整えるために考えられた文字があります。つまり、漢字の書き順はそれぞれ理にかなっていて、それぞれに意味があるのです。

 

漢字の成り立ちの大まかな流れは、「象形文字⇒篆書⇒隷書⇒(行書)⇒楷書」です。つまり、われわれが普段使っている楷書は文字の最終進化した姿なのです。楷書の書き順はこの流れから来ています。

 

書き順の厳守が絶対ではないのですが、美しい字形の文字を書くためには大切な要素になります。※昔からの習慣による、複数の書き順がある文字もあります。

 

参考例

漢字は正しい書き順(筆順)で美文字

 

 

『右』

『右』美文字の書き方

 

『右』は1画目が縦画、2画目が横画です。それに対し、左は1画目と2画目が逆の書き順です。この1画目と2画目を間違えると字形全体に影響を与えます。※すぐにバレます。

 

『左』『右』の書き順の成り立ち

左の古代文字 右の古代文字

 

上記は『左』『右』の古代文字(篆書)です。左右ともにあるフォークのような形をした部分が、現在の1画目と2画目になっています。『左』『右』ではフォークの位置が左右反対なので、この流れで現代の書き順になったと言われています。

 

 

『希』

『希』美文字の書き方

 

『希』は、3画目と4画目を間違えやすい漢字です。4画目をのびのびと長めに書くと美文字になります。3・4画目の理由は、1・2画目が大きくなったものだからです。

 

×・×・巾

『希』の昔の書き方

 

もともと古代文字では『×・×・巾』のような書き方をしていました。時代が下って楷書が完成された唐の時代には上記のような書き方も多く見受けられます。

 

 

『波』

『波』美文字の書き方

 

『波』で間違えやすいのは4画目5画目です。4画目は縦画となります。行書や草書では4画目を小さく書いたり、省略することが多く、その流れでひらがなの『は』が出来上がっています。
※参照:は行|ひらがなの美文字

 

 

『必』

『必』美文字の書き方

 

『必』は書き順を間違いやすい漢字です。「心」の文字に縦画を足すと考えるのは間違いで、「心」とは関係がありません。標準的な書き順は上図のようになります。

 

もう一つの『必』

もう一つの『必』の書き順方

現在は一般的ではありませんが、上図のような書き順もあります。大昔ではこちらの書き順が主流だったこともあったようです。

 

『飛』

『飛』美文字の書き方

 

『飛』は正しい書き順で書ける方が少ない漢字です。実に格好の良い漢字ですが、書き順を間違えると不細工になってしまいます。正しい書き順で、美文字化を成功させてください。

通信講座比較してみました

美文字はセンスではなく、幼少期からの訓練でもなく、努力の賜物でもありません。大人でも書き方を知れば美文字になります。最も効率的なのは人に教えてもらう事。通信講座なら自分のペースで気楽に学べます。

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