「もう大人だから美文字は無理!」
子供のころから習字を習っていないと美文字は書けないと言うのは『勘違い』です。美文字は基本ルールとコツを知ってしまえば、ある程度は書けてしまいます。
美文字の最も基本的なルール【右上がり】【隙間の均等】【右下重心】についての解説動画をつくりました。この動画を見ていただくだけでも美文字の基本が理解できると思います。また、汚文字に悩んで切る方は劇的に改善される可能性があります。ぜひご覧下さい。
筆耕士の清水克信です。賞状や卒業証書、式辞や熨斗、宛名書きなどを毛筆で書く事を生業としています。当サイトは実用書道のプロからの視点で美文字を解説しています。
手書きの文字はその人の印象を大きく変えます。男性でも女性でも、普段の生活や仕事はシッカリしているのに、手書きの文字が残念だと印象が良くありません。例えば、とても優秀な政治家の書く文字が残念だったら・・・印象は一気に変わってしまいます(@_@;)
逆に、美しい文字が書ければ、その人の印象を一気に良くしてくれます。
文字を書く事にコンプレックスを持っている人はたくさんいます。子供の時から習字でも習っていない限り、美文字を書く事なんて無理だと思い込んでいる人がいます。
実は、美文字は誰にでも書く事ができます。しかも、そんなに時間も訓練も必要はありません。基本的なルールと、文字の形を知るだけで、あなたの文字はガラリと変わります。
日本語は、漢字・ひらがな・カタカナから成り立っています。3種類の文字を見事に組み合わせた日本語は世界の言葉と比べても難解と言われています。また難解ゆえに生まれる、豊かな言葉の表現は、最も美しい言語の一つとも言われています。
美文字を覚える時、ひらがなとカタカナは数が決まっているので、是非とも最初にマスターしましょう。漢字は膨大な数がありますが、基本的な字形のルールがあるので、ある程度覚えていくと応用が効いてきます。
コンビニでも売っている500円程度の筆ペンでも十分楽しむことができます。熨斗袋や芳名帳を書くのは勿論、イロイロと書いてみると新しい発見があるかもしれません。美文字を学んだ先、または学ぶ過程で筆ペンにも挑戦してみてください。
当サイト運営者の清水克信が完全監修した書籍が好評につき重版(新版)されました。賞状の書き方だけで無く、美文字の理論や字形の整え方もかなり詳しく解説しています。ぜひ、お手元において参考にしてください。