美しい文字を手に入れる為に、まずは自分の名前を美文字化する事から始めてみましょう。自分の名前を書く機会は多々あります。自分の名前は最もたくさん書く文字ではないでしょうか?
汚文字に悩む人は、小学校の時の習字の授業が苦手で憂鬱ではありませんでしたか?あまり良い思い出では無かった人は気持ちを引きずっているようです。
習字って本当は楽しいはずなんです。だけど、習字を楽しめるかどうかは先生の力量に掛っていて、先生自体が習字が苦手だとちょっと厳しいです。
よく聞く話が、書道教室で楽しく習字を学んでいる子供が、学校の習字の授業の為に、習字が嫌いになる事があります。これは、色々な理由があるのですが、とても不幸な事です。
実は幾つか残念なエピソードがあるのですが、学校の先生への批判に繋がりかねないので、ここでは避けます。学校の先生は決して悪くは無く、ほとんどは習字自体を現場の先生に理解させる体制が不十分な事が原因です。
習字が苦手だったことを引きずって、今でもコンプレックスを持っていると、美文字を練習しても上達速度は上がりません。練習すれば、必ず上達するので、気楽に楽しみましょう。
つまりはメンタルの問題で、特に文字はその人の感情や人柄が出ます。面白いくらいにはっきり出ます。自信のある人の文字は、堂々としています。文字が綺麗でも、自信のない人の文字はひ弱です。
自信を持って堂々と書く事で、上達速度は上がりますので、良い循環になります。『書道』というように、書は道なので、人間としての成長を促してくれます。
習字の授業が憂鬱だった人は、是非一度、自分の書く文字と自分自信を分析してみてください。